企業は「何を売っているか」ではなく、「何ができるか」で変身できる
2026-08-18
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企業は「何を売っているか」ではなく、「何ができるか」で変身できる
日本を代表する模型メーカー、タミヤ。
日本を代表する模型メーカー、タミヤ。
今ではプラモデル、RCカー、ミニ四駆などで世界的に知られる会社ですが、もともとは模型会社ではありません。
1946年、タミヤの前身となる会社は静岡で木材の加工・販売をする会社としてスタートしました。その後、木材加工の技術を活かして木製模型を作り始め、やがて模型事業に可能性を見出します。そして建築材の事業から撤退し、模型メーカーへと大きく方向転換しました。
さらに時代が木製模型からプラスチックモデルへ移ると、タミヤもプラスチックへ進出。1960年には初のオールプラスチックモデル「1/800 戦艦大和」を発売します。
この歴史は、デンマークのLEGOにも少し似ています。
LEGOも最初からプラスチック製のブロックを作っていた会社ではありません。1932年に木工職人オーレ・キアク・クリスチャンセンが創業し、家具などを作る木工所から、木製玩具の製造へと進みました。その後、プラスチックという新しい素材に可能性を見出し、1949年には現在のLEGOブロックの原型となるプラスチック製ブロックを発売しました。
タミヤもLEGOも、木から始まり、時代の変化に合わせてプラスチックへ移行しています。
ここから学べることがあります。
企業を「何を売っている会社か」だけで定義してはいけないということです。
木材を売る会社だと考えていたら、木材市場とともに会社の可能性も限定されます。しかし、「ものを加工し、形にする技術を持った会社」と考えれば、その能力は別の製品にも活かせます。
自分たちの商品やサービスが時代遅れになることはあります。しかし、会社の中に蓄積された技術、経験、人材、ノウハウまで時代遅れになるとは限りません。
「私たちは何を売っている会社なのか」
ではなく、
「私たちは何ができる会社なのか」
商品に会社を合わせるのではなく、自分たちの能力を新しい時代に合わせて進化させる。
タミヤとLEGOの歴史は、企業が生き残るための大切なヒントを教えてくれているように思います。
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