二股の滑り台とソフトウェア設計
2025-09-16
二股の滑り台とソフトウェア設計...

二股の滑り台とソフトウェア設計
 
公園にある二股に分かれた滑り台。見た目は「倍楽しめる!」と思えるデザインですが、実際には「これ絶対にありえない」と感じてしまいます。特に男性が見たら、どうしても「痛そう…」と想像してしまうでしょう。
 
ソフトウェア設計でも同じことが起こります。目的や意図は理解できても、形にすると「それはありえない設計」になってしまう。机上の理論では面白くても、実際に使う人の視点に立つと違和感や危険性が見えてくるのです。
 
結局、大切なのは「使う人にとってどうなのか」という視点。遊具もソフトウェアも、設計者の意図だけではなく利用者の体感を想像しなければ、思わぬ「二股の滑り台」を生み出してしまうのだと思います。
 
 
 





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